美智子さまの骨折と現在の容態は?仙洞御所の転倒からリハビリの全貌
診断が下された翌日の2026年10月8日午前、東大病院の整形外科チームにより、折れた骨をボルトやプレート等で固定する骨接合術が行われました。手術は約2時間で無事に終了し、宮内庁は同日午前、「手術は滞りなく終了し、上皇后さまは集中治療室(ICU)などを経ずに病室へ戻られた」と正式に発表しました。当時89歳(直後の10月20日に90歳を迎える直前)という超高齢期の手術は、全身麻酔の負担や心肺機能への影響が懸念されましたが、術後のバイタルサインは極めて安定していました。
大腿骨近位部の骨折において最も恐れられるのは、安静期間が長引くことによる筋力低下や関節拘縮、いわゆる「廃用症候群」です。医療チームの方針のもと、美智子さまは術後翌日から早くもベッドサイドでの車椅子移乗や軽い足の曲げ伸ばしなど、早期リハビリテーションに着手されました。驚異的な忍耐力でリハビリを重ねられた美智子さまは、術後わずか5日目となる10月13日午前に無事退院され、仙洞御所へと戻られました。このスピード退院は、東大病院の手術精度の高さと、美智子さまご自身の基礎体力の高さを如実に物語っています。