ミヌエット成猫の真実|子猫から激変の噂と体重推移・後悔しない飼育法
ミヌエットを正しく理解するためには、交配の起源を知る必要があります。この猫種は1990年代半ば、バセットハウンドのブリーダーであったジョセフ・スミス氏によって生み出されました。胴長短足のマンチカンと、ゴージャスな被毛と丸顔を持つペルシャ系(ペルシャ、ヒマラヤン、エキゾチックショートヘア)を掛け合わせることで、愛らしい容姿と穏やかな気質を兼ね備えた猫種の確立を目指したのが始まりです。当初はフランスの皇帝にちなんで「ナポレオン」と呼ばれていましたが、2015年に国際的な血統登録機関であるTICA(The International Cat Association)において正式に「ミヌエット(Minuet)」と改称されました。
以下は、取材協力病院の臨床データおよびブリード基準値をもとに作成した、ミヌエット成猫の成長プロセスと一般的な猫種との比較データです。
データが示す通り、成猫時のミヌエットは決して「大型化」する猫種ではありません。体重4.5kgを超える個体はオスでも大柄な部類であり、5kgを超えている場合は骨格の大きさではなく、運動不足やカロリー過多による明らかな肥満を疑う必要があります。