扇形の中心角の求め方を徹底解説!公式の逆算と秒速の裏ワザ
扇形の中心角の求め方に悩む人の多くは、「弧の長さが与えられた場合」と「面積が与えられた場合」で立式が混乱しがちです。ここでは、現場の指導でも用いられる決定的な計算手順を整理します。
1. 弧の長さから中心角を逆算する手順
扇形 弧の長さから中心角を求める際は、「扇形の弧の長さが、円全体の円周のどれだけを占めているか」を計算します。
半径 $r$、弧の長さ $\ell$、中心角を $a^\circ$ と置いた場合、標準的な方程式は以下の通りです。
$$\ell = 2\pi r \times \frac{a}{360}$$
これを $a$ について解くと、次の逆算式が得られます。
$$a = 360^\circ \times \frac{\ell}{2\pi r} = 360^\circ \times \frac{\text{弧の長さ}}{\text{元の円周}}$$
つまり、「360° × (扇形の弧 ÷ 円周全体)」を計算するだけで、中心角が一発で求まります。
2. 面積から中心角を逆算する手順
同様に、扇形 面積から中心角を求める場合も、考え方は全く同一です。扇形の面積を $S$、半径を $r$ と置きます。
$$S = \pi r^2 \times \frac{a}{360}$$
この式を中心角 $a$ について変形します。
$$a = 360^\circ \times \frac{S}{\pi r^2} = 360^\circ \times \frac{\text{扇形の面積}}{\text{元の円の面積}}$$
すなわち、「360° × (扇形の面積 ÷ 円全体の面積)」という計算手順を踏むことで、複雑な移項を繰り返すことなく数値を導き出せます。