函館の旬の花と見頃時期カレンダー!五稜郭の桜から穴場まで徹底解説
函館の春を象徴する二大名所が、特別史跡「五稜郭公園」と市民の憩いの場「函館公園」です。両者は車で約15分ほどの距離にありながら、その魅力と楽しみ方は鮮やかに対比をなしています。
五稜郭公園の桜は、星形城郭の外周および郭内に約1,500本のソメイヨシノが咲き乱れます。地上を歩けば頭上を覆う桜のトンネルに包まれ、五稜郭タワー展望台(地上90メートル)へと昇れば、大地に浮かび上がる幾何学的な「ピンクの巨大な星型」を一望できます。濠の水面に映り込む桜影や、花びらが水面を埋め尽くす「花筏(はないかだ)」は、写真愛好家にとっても外せない瞬間です。
対照的に、津軽海峡を望む高台に位置する函館公園の花見は、約360本の桜とともに漂うノスタルジックな昭和レトロの情緒が際立ちます。公園内には日本最古の観覧車を有する「こどものくに」やミニ動物飼育施設が併設され、花見時期には多くの露店が立ち並びます。夕暮れ時に園内の高台「すり鉢山」から見下ろす桜と海のコントラストは、五稜郭とは異なる情緒を届けてくれます。