ブルックリンパーラー大阪閉店の真相|跡地の現在と復活の可能性
ブルックリンパーラー大阪を語る上で欠かせないのが、厨房で焼き上げられるダイナミックな料理の数々です。中でも象徴的だったのが、シグネチャーメニューである本格ハンバーガーでした。
当時、心斎橋周辺のカフェで提供されていたハンバーガーとは一線を画し、牛本来の旨味を凝縮した極厚の「ORIGINAL BEEF PATTY」を使用。香ばしくトーストされた特製バンズ、シャキシャキのレタス、完熟トマト、そしてあふれ出る肉汁を閉じ込めた仕上がりは、専門店を凌駕するクオリティと評されていました。山盛りのフレンチフライとともにワンプレートでサーブされるその佇まいは、まさにニューヨーク・ブルックリンのダイナーそのものでした。
また、近隣のクリエイターやオフィスワーカーを虜にしていたのが、平日・休日問わず充実していたランチメニューです。週替わりのパスタランチ、香ばしくローストされた肉料理、新鮮な野菜をふんだんに盛り込んだサラダランチなど、どれもブルーノート系列ならではの本格ビストロの技法が落とし込まれていました。ランチにセットで付くドリンクを片手に、店内の本棚から選んだアート本や洋書をめくる時間は、ミナミの喧騒を忘れさせる特別な体験だったのです。
さらに、誕生日や記念日には「メッセージプレート付きの特製ホールケーキ」を予約できるサプライズサービスも人気で、若者から大人まで幅広い層のハレの日を彩る舞台としても定着していました。