小嶋屋総本店の真実|3大系統の違いとへぎそば元祖の魅力を徹底解剖
小嶋屋総本店を訪れたなら、まず味わうべきは看板の「へぎそば」です。1人前(約7〜8振り)から注文可能ですが、へぎそばの醍醐味は大きな剥板に2人前、3人前と美しく敷き詰められた姿を仲間や家族で囲むことにあります。
「皇室献上そば小嶋屋」として名高いその麺は、玄蕎麦の殻を丁寧に剥き、石臼でじっくりと挽いた自家製粉の蕎麦粉のみを使用。布海苔特有のほのかな磯の香りが、噛むごとに蕎麦本来の甘みを引き立てます。薬味には刻みネギだけでなく、雪国ならではの「からし(粉練りからし)」が添えられるのが伝統的な越後流。わさびとは異なるツンとした辛味が、布海苔そばの強いコシと劇的な調和を生み出します。
サイドメニューとして圧倒的支持を集めるのが「旬野菜と海老の天ぷら」です。新潟の四季折々の山菜や地場野菜が、驚くほど軽やかな衣で揚げられており、出汁香る天つゆとの相性は抜群。さらに、新潟名物の「タレかつ重」を組み合わせたセットメニューも用意されており、地元の味覚を一度に味わい尽くしたい旅行者の胃袋を確実に満たしてくれます。