冷凍うどん解凍の正解!自然解凍Ngの理由と究極のモチモチ時短ワザ
利便性の高い冷凍うどんですが、調理現場では誤った常識がいくつか流通しています。代表的な3つの誤解を正しておきましょう。
1. 「流水解凍で冷やしうどんができる」という誤解
夏場によく見られる「流水を当てておけば解凍できる」という思い込みは危険です。パッケージに「流水解凍可能」と特記された専用商品以外は、前述のでんぷんの老化(β化)により、粉っぽく芯が残った状態になります。冷やしうどんを作る場合でも、一度レンジか熱湯で完全に「熱々」になるまで加熱してから、流水と氷水で冷やすのが絶対の鉄則です。
2. 「凍ったまま鍋に入れて煮込めばいい」の落とし穴
鍋料理や煮込みうどんに冷凍うどんをそのまま投入するのは時短技として有効ですが、1点だけ注意が必要です。一度に大量の凍った麺を投入すると、鍋全体のスープ温度が一気に急降下し、沸騰が止まって麺がドロドロに溶け出す原因になります。そのまま煮込む場合は、必ずスープがグラグラと激しく沸騰している状態で1玉ずつ投入し、火力を落とさない工夫が不可欠です。
3. 解凍後の再冷凍は品質破壊と食中毒の元
「解凍したけれど食べきれなかったから、もう一度冷凍庫へ戻す」という行為は絶対に避けなければなりません。再冷凍すると緩慢凍結となり、細胞壁を破壊する巨大な氷の結晶が形成されます。次に解凍したときにはスポンジのようにスカスカになり、うどん本来の弾力は完全に失われます。何より、一度解凍された水分リッチな環境は細菌増殖の温床となるため、解凍後は加熱調理してその日のうちに消費するのが鉄則です。