伸び止めテープの貼り方と種類別使い分け!失敗防ぐプロの洋裁術
道具を揃えても、施工方法が間違っていれば意味をなしません。伸び止めテープ 貼り方において最も重要なのは、「位置取り」と「熱の加え方」です。
配置の黄金律は、「縫い代側にテープの大部分を置きつつ、出来上がり線(ミシン目が入るライン)を2〜3mmまたいで身頃側にかける」ことです。例えば縫い代が10mmでテープ幅が12mmの場合、布端から7〜8mmの位置にテープの外端を合わせると、出来上がり線の上にテープの中央付近が重なります。こうすることで、ミシンの針が確実に接着テープと布地を一体化させ、縫い目のパンクや型崩れを恒久的に防ぎます。
次に、伸び止めテープ アイロン かけ方の実践ステップです。
1. 温度設定:中温(130℃〜150℃)に設定。薄手生地の場合は当て布を用意する。
2. 決して滑らせない:アイロンの底面を滑らせるとテープと生地が斜めに引っ張られて伸びてしまいます。真上から体重をかけて5秒〜8秒間ギュッと押し込む(プレスする)動作を繰り返します。
3. 完全冷却まで触らない:接着樹脂は熱で溶け、冷える過程で生地の繊維と固着します。熱を持った状態でパーツを動かすと、接着強度が大幅に低下します。
なお、伸び止めテープ 剥がれる 原因の約8割は、「プレスの圧力・時間不足」または「スチームの誤用による樹脂の接着阻害」です。完全接着タイプの場合、基本はドライアイロンでしっかりと圧力をかけることが現場の定石とされています。