星野源の私服はおしゃれ?愛用ブランドと妻とのリンクコーデの真相

星野源の私服はおしゃれ?愛用ブランドと妻とのリンクコーデの真相とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

インターネットの検索候補に「星野源 私服 ダサい」という不名誉なキーワードが浮上することがあります。しかし、アパレル関係者やスタイリストの証言を辿ると、この噂は実態とは正反対の場所から発生していることが明白になります。

最大の要因は、大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で演じた「津崎平匡」のパブリックイメージとの乖離です。ドラマ内の平匡さんは、ジャストサイズの襟付きシャツやカーディガン、細身のチノパンを着こなす絵に描いたような「清潔感のあるIT系会社員」でした。世間のライト層はこのイメージを星野源本人に重ねがちです。

対して、星野源本人のプライベートな私服スタイルは、身幅をたっぷりと取ったドロップショルダーのフーディー、ルーズなシルエットのワイドスラックス、あるいはヴィンテージのバンドTシャツにキャップという、いわゆるシティボーイ・ストリートモードの文脈に属しています。ジャストサイズこそが正義であると考えるコンサバティブな価値観の層から見ると、計算されたルーズシルエットが「だらしなく見える」「サイズが合っていないのではないか」と誤認され、結果として「ダサい」という検索クエリに結びついたというのが真相です。

服飾社会学の視座から見れば、彼の装いは「装飾過多を嫌い、機能性とテクスチャーの美しさに回帰する」という現代の進化系ノームコア(究極の普通)の典型例であり、玄人好みのおしゃれを極めた着こなしと評価できます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。