地球から太陽までの距離1.5億Km!光で8分、徒歩や新幹線なら何年かかる?
Q1:太陽光が届くのに約8分20秒かかるということは、今私たちが見ている太陽は「8分前の姿」なのですか?
A1:その通りです。光は秒速約30万kmで移動するため、地球から見えている太陽のフレアや黒点、明るさの変動はすべて約8分20秒前に太陽表面で起きた現象です。仮に太陽が突然消滅したとしても、地球がその異変(暗黒と重力の消失)を察知するのは約8分20秒後となります。
Q2:地球と太陽の距離は、長い年月のなかで徐々に変化しているのですか?
A2:極めて微小ですが変化しています。太陽は核融合反応によって毎秒約400万トンの質量をエネルギーとして放出し続けているため、重力がわずかに弱まり、地球の軌道は1年間に約1.5cmずつ外側へ遠ざかっていると推計されています。ただし、人類の歴史スケールや気候変動に直接的な影響を与えるレベルの変化ではありません。
Q3:人類が打ち上げた探査機の中で、太陽に最も近づいたものは何ですか?
A3:NASAが2018年に打ち上げた太陽探査機「パーカー・ソーラー・プロブ」です。金星のスイングバイを繰り返して軌道を下げ、太陽の表面(コロナ)から約600万km強という極限の至近距離まで接近し、最高時速約70万kmという人類史上最速の人工物記録を更新しながら観測を行っています。