リコーダーのファのシャープが出ない?裏返る原因と正しい運指を徹底検証
Q1:小学校で配られたリコーダーで「ファのシャープ」を綺麗に鳴らす裏技はありますか?
A1:ジャーマン式ソプラノの場合、左手すべて(0, 1, 2, 3)と右手の人差し指・中指(5, 6)を塞ぎ、薬指(4)を開ける運指が基本ですが、音が上ずりやすくなります。右手の小指で一番下のダブルホールの片方だけを軽くかすめるように塞ぐ、あるいは普段より息を3割ほど弱めて「ため息」のように吹き込むことで、音程が落ち着きやすくなります。
Q2:高音のファのシャープを吹くとどうしても「ピー」と裏返ってしまいます。どうすれば直りますか?
A2:裏返る原因の9割は「左手親指の穴(サミング)の開きすぎ」か「息の入れ始めが強すぎる(タンギングが鋭すぎる)」ことです。親指の穴は『髪の毛1本分』開ける意識に留め、舌先で「トゥ」と強く弾くのではなく、「リュ」または「ヒュ」に近い柔らかいタンギングで息の初速を滑らかに導入してください。
Q3:アルトリコーダーで「ファのシャープ」を吹くときは、ソプラノと指使いが違いますか?
A3:全く異なります。ソプラノは「C管(基準音がド)」ですが、アルトは「F管(基準音がファ)」です。楽譜上の実音F#を鳴らす場合、アルトリコーダーでは「実音B(シのフラットに相当する指使い)」など異なる運指を用います。手元のアルトリコーダー運指一覧を必ず確認し、ソプラノの感覚を一度リセットして運指を覚える必要があります。
Q4:持っているリコーダーがジャーマン式かバロック式か分からない時の見分け方は?
A4:リコーダーの裏側にある「G」または「B」の刻印を見るのが確実です。刻印がない場合は、表側のトーンホールの上から5番目と6番目(右手が担当する第4孔と第5孔)の大きさを比較してください。第4孔が第5孔より「小さい」場合はジャーマン式、第4孔のほうが「大きい」場合はバロック式です。