玉ねぎの冷凍保存は生のままで平気?時短の極意と失敗しない全手順
結論から言えば、玉ねぎは生のまま冷凍保存してまったく問題ありません。むしろ、下茹でなどの面倒な加熱処理をあらかじめ施す必要がないばかりか、生の状態で凍らせることにこそ料理を劇的に美味しく、素早く仕上げる最大のメリットが隠されています。
生の玉ねぎを凍らせると、内部に含まれる約90%の水分が氷結晶へと変化します。水は氷になると体積が約9%膨張するため、玉ねぎの強固な細胞壁を内側から破壊します。この細胞壁の破壊こそが、飴色玉ねぎの時短理由です。
通常、生の玉ねぎをじっくり炒めて飴色にするには、強固な細胞の中から水分が外へ蒸発するまでに30〜40分もの時間を要します。しかし、冷凍した玉ねぎはすでに細胞が壊れているため、フライパンに乗せて熱を加えた瞬間に水分が一気に蒸発します。糖分とアミノ酸が結合して褐色化するメイラード反応が極めて短時間で進行し、わずか10分足らずで深いコクを持つ本格的な飴色玉ねぎが完成します。時間のない平日夜の自炊において、この圧倒的な時短効果は計り知れません。