チャイニーズドラゴンの現在|怒羅権の歴代リーダーと闇の実態

チャイニーズドラゴンの現在|怒羅権の歴代リーダーと闇の実態の詳細解説をお届けします。専門的な知識が詰まっています。

チャイニーズドラゴンと指定暴力団(住吉会、極東会、山口組系組織など)との関係は、単純な敵対や従属では説明できません。初期には縄張りを巡る激しい流血の抗争を繰り広げたものの、次第に「暴力団に籍を置きながらドラゴンのネットワークを活用する者」や「暴力団フロント企業と共同で裏ビジネスを展開する者」が増加しました。

暴力団側から見れば、暴対法や暴力団排除条例によって締め付けが厳しくなる中、法規制の対象外であるチャイニーズドラゴンの機動力や凶暴性は極めて利用価値が高い存在でした。一方のドラゴン側にとっても、暴力団の持つシノギのノウハウや資金力は魅力的であり、「互いに利用し合う利害の一致したビジネスパートナー」としての関係が定着していったのです。

また、同時代に東京のアンダーグラウンドを二分した「関東連合」との関係も注目されます。六本木や西麻布のクラブカルチャーや芸能界・ITビジネスへと深く食い込んだ関東連合に対し、チャイニーズドラゴンは城東地区や池袋、新宿を拠点に、より生々しい武闘派路線と密輸・闇金融などのアンダーグラウンドビジネスを保持し続けました。両者は全面戦争を避けつつ、互いの縄張りを尊重する不可侵の距離感を保っていたと報じられています。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。