【現場ルポ】2026年冬、フィギュア熱狂の陰で——銀盤の表現者を足元から支える「神宮の聖地」と職人たちの矜持
2026年の今年、国際大会での日本人選手の目覚ましい活躍は、日本国内に新たなスケートブームを巻き起こしている。特筆すべきは、子ども向けの教室だけでなく、30代から60代にかけての「大人の初心者・やり直し組」が急増している点だ。
「テレビで華やかな演技を見て、自分も滑ってみたくなった」という理由で、マイシューズを購入しに訪れる大人の姿が目立つ。レンタルのスケート靴では足が痛くなって楽しめなかった人が、自分の足型に合わせた専用の靴を仕立てることで、氷の上を滑らかに進む快感に目覚めるケースが多いという。
生涯スポーツとしてのスケートの魅力が再認識されるなか、ショップはトップアスリートだけでなく、趣味として氷上を楽しむすべての人々に開かれた場所としての役割を強めている。