魔女の宅急便の声優一覧と裏話!キキとウルスラ一人二役の理由と現在
Q1:キキとウルスラが同じ声優だとエンドロールを見るまで気づかない人が多いのはなぜですか?
A1:高山みなみが単に声のトーンを変えるだけでなく、呼吸のリズム、語尾の切り方、発声の支えの位置を完全に変えているためです。キキは息混じりの柔らかく頼りなげな13歳の少女の芝居、ウルスラは腹筋をしっかり使った低めのトーンで、迷いのない自立した18歳の青年のように闊達な芝居を徹底しています。その卓越した表現力により、初見の視聴者の脳内では完全に別個の人物として処理されます。
Q2:山寺宏一さんはおソノの夫(フクオ)以外に具体的にどこで出演していますか?
A2:フクオ以外に確認できる主な役柄は、キキがコリコの街に到着した直後に「おい君、危ないじゃないか!」と怒るパトカーの警官、ナンパ目的で車からキキを冷やかす若者、そして終盤の飛行船「自由の冒険号」が暴風雨に煽られて街に激突しかける現場を伝えるテレビアナウンサーの3役です。クレジットにはフクオのみが記載されていることが多いものの、音響監督の指示でスタジオ内で柔軟に演じ分けた現場の賜物です。
Q3:ラストでジジは二度とキキと人間の言葉で話せなくなるのですか?
A3:宮崎駿監督の演出意図に基づけば、今後ジジがキキと言葉を交わすことはありません。キキが大人へと成長し、自分自身の足で立って他者とコミュニケーションを取れるようになったため、ジジは「内なる心の分身」としての役目を終え、対等な「相棒の猫」へと関係性が昇華されたためです。