主婦パートの年末調整書き方完全ガイド!壁の正体と記入例を徹底解説
パート主婦の働き方が多様化する中で、ネット上の不正確な情報に惑わされやすい代表的な落とし穴が「掛け持ち(ダブルワーク)」と「夫の書類との連携ミス」です。
盲点1:パートの掛け持ちで「両方に年末調整を出す」のは法律違反
2箇所以上のパート先で働いている場合、「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出できるのは収入のメインとなる1社(甲欄)のみです。サブの勤務先(乙欄)にはこの書類を出してはならず、サブ側では年末調整を受けられません。
2社から給与を受け取っている場合、メイン先で年末調整を行った上で、両方の「源泉徴収票」を合算して翌年2月16日〜3月15日の間に自分自身で確定申告を行う必要があります。「両方の会社に親切心で書類を出してしまった」というトラブルは税務署からの是正通知につながるため注意が必要です。
盲点2:「私の書類に夫の年収を書けば夫の税金が安くなる」という勘違い
「妻がパート先で配偶者控除の書類を出せば、夫の税金が安くなる」と思い込んでいるケースが後を絶ちません。前述の通り、控除を受けるのは夫側の税金であるため、夫が自身の勤め先に提出する「配偶者控除等申告書」に妻の年間所得見積額を正しく記載しなければ、世帯の税負担軽減効果は発揮されません。