物価高の2026年、なぜ「手羽元カラアゲ」が日本の食卓と居酒屋を席巻しているのか?節約革命と究極ザクザク感の秘密
詳細を見る
2026年から続く世界的な飼料価格の上昇と物流コストの変動は、日本の食卓の守護神だった「鶏もも肉」の価格を直撃した。かつて100gあたり100円前後で手に入ったもも肉が、いまや1.5倍近くに跳ね上がる中、消費者の視線が一斉に注がれたのが手羽元だ。100gあたり60円〜80円台という圧倒的な安さは、家計を預かる世代にとって救世主以外の何物でもない。
「最初は単なる節約のつもりでした」。都内に住む40代の主婦はそう語る。「でも、一度骨付きのまま揚げる美味しさに目覚めると、もも肉では物足りなくなった。骨から出るウマ味が肉全体に染み渡るんです」。節約という消極的な選択が、いつの間にか食の満足度を高める積極的な選択へと入れ替わっている。