風邪の引き始めに打つ手は?薬剤師が明かす栄養ドリンク最強活用術
棚に並ぶドリンク類は、法律上明確に2つのカテゴリーへと区別されている。この違いを理解しないまま購入するのは、狙い外れの薬を飲むようなものだ。
「第2類医薬品」に分類される商品は、治療や症状緩和を目的とした有効成分が規定量しっかり含まれている。たとえば、佐藤製薬が手掛ける「ユンケル黄帝液」シリーズに代表される生薬配合ドリンクは、風邪による発熱や倦怠感に対する効果効能が正式に認められた医薬品だ。生薬の複合作用により、低下した自己治癒力を内側から底上げする働きが期待できる。
一方で、コンビニ等で手軽に買える「指定医薬部外品」は、予防や日常的な栄養補給・疲労予防に主眼が置かれている。大正製薬の代名詞的ロングセラー「リポビタンD」などはこの枠組みに含まれ、日頃のエネルギーチャージには最適だが、本格的な風邪の引き始めに対する治癒サポート力という点では医薬品に一歩譲る。症状の重さと緊急度に応じた使い分けが不可欠である。