渋谷東急ハンズは現在どうなった?カインズ買収の真相と渋谷店の全貌

渋谷東急ハンズは現在どうなった?カインズ買収の真相と渋谷店の全貌についての最新情報をお届けします。

ハンズ渋谷店を語る上で欠かせないのが、1978年の開業当時から続く「スキップフロア」構造です。渋谷のすり鉢状の地形と宇田川町の急な傾斜地を逆手に取り、高低差を活かして設計されたこの建物は、各階が「A・B・C」の3つのステップに分かれて螺旋状に配置されています。

エレベーターや中央階段を使うと、地下2階から地上7階まで、実質24もの独立したフロアゾーンが連続して現れます。この構造こそが、ふらりと訪れた来訪者を未知のアイテムと出会わせる「ハンズ迷宮」の源泉です。

現在の主要フロアの見どころと構成は以下の通りです。

  • B1A〜B1C(クラフト・マテリアル・DIY):木材、金属パイプ、アクリル板、皮革材料、各種工具、ネジ・ボルトがぎっしり並ぶ聖地。木材カットや工作室サービスも健在で、クリエイターや美大生、プロの造形作家が足繁く通うエリアです。
  • 1A〜1C(シーズン・バラエティ・トラベル):トレンド雑貨、話題のギフト、旅行用品、キャラクターグッズなど、渋谷の最前線の流行が凝縮されたフロア。外国人観光客からの人気も絶大です。
  • 2A〜2C(ヘルス&ビューティ・バス・クリーン):最新スキンケア、オーガニックコスメ、ヘアケア用品、ボディケアグッズが充実。実際に試せるテスターや専門知識を持つスタッフの提案が魅力です。
  • 4A〜4C(インテリア・収納・ハウスウェア):キッチン用品、調理家電、インテリアファブリックに加え、カインズのアイデアキッチングッズや機能性収納アイテムがシームレスに展開されています。
  • 5A〜5C(ステーショナリー・デザイン・文房具):全国屈指の集積度を誇る文房具フロア。高級万年筆からデザイン筆記具、画材、特殊紙、レターセット、手帳、製図用品まで、圧倒的な品揃えで文具ファンの心を掴んで離しません。
  • 7A〜7C(イベントスペース・モクモクテラス・カルチャー):体験型イベントやポップアップショップ、ワークショップが随時開催されるカルチャー発信の最上階。

特に5階の文房具売場と地下のクラフト売場は、ネット通販の普及した現在でも「実物を手にとって質感や重みを確かめたい」というクリエイターたちの強い支持に支えられています。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。