横浜駅直結の巨大エンタメ基地はどう進化したか?2026年に激変したアソビル現地ルポ
エレベーターで地下へと降りると、駅前の喧騒が嘘のように遠のく。「上質な大人の遊び場」を掲げるPITCH CLUBの重厚な扉を開けた瞬間、心地よい重低音とバーテンダーがシェイカーを振るリズミカルな音が耳を打つ。アートディレクターが手がけた空間には現代アートが贅沢に配され、ビリヤード台やアナログゲームが幻想的な照明に照らし出されている。
「クラブほど敷居が高くなく、居酒屋より圧倒的に刺激的」。そう語る20代後半のWEBデザイナーは、グラスを傾けながら知人とボードゲームに熱中していた。ハンドクラフトのカクテルを味わいながら、クリエイターたちが自然発生的にセッションを始める夜もあるという。アルコールとアート、そしてアナログな遊びが交差するこの地下空間は、夜の横浜における最も洗練されたサードプレイスとして確固たる地位を築いている。