舌が赤くブツブツ腫れるいちご舌の正体|溶連菌と川崎病の危険サイン
保護者が最も判断に迷うのが、どのタイミングで病院へ連れて行くべきかという点です。いちご舌の小児科受診目安として、以下のチェックリストを参考にしてください。
通常の診療時間内に受診して問題ないケースと、夜間救急や休日診療を即座に検討すべきケースには明確な境界線があります。
- 【翌朝の診療時間内に速やかに受診すべき目安】:
- 38度以上の発熱とともに喉の痛みを訴え、舌に赤みや白いブツブツが出始めている
- 水分は取れており、機嫌や意識は保たれている
- 周囲(保育園・幼稚園・小学校)で溶連菌感染症が流行している
- 【夜間・休日でも救急外来を検討すべき危険な警告サイン】:
- 発熱が4〜5日以上続き、解熱鎮痛薬を使っても熱が下がらない(川崎病の疑い)
- 両目がウサギのように真っ赤に充血しているが、目やには出ていない
- 唇が異常に赤く腫れて血がにじみ、手のひらや足の裏が硬く腫れ上がっている
- 水分を一切受け付けず、半日以上排尿がない(重度の脱水兆候)
- ぐったりとして視線が合わず、呼びかけに対する反応が鈍い
「舌が赤いだけだから」と様子を見るのではなく、全身状態と発熱期間を複合的に評価することが、重大な病態の早期発見につながります。