2000年代プリクラ機種の歴史と名機一覧!盛れる進化と現在

2000年代プリクラ機種の歴史と名機一覧!盛れる進化と現在に関する深掘り記事をまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。

現在では当たり前となった「デカ目機能」は、一体いつ誕生したのでしょうか。業界の技術開発史を紐解くと、大きな転換点は2006〜2007年に訪れています。輪郭認識とパーツ抽出の画像処理アルゴリズムが飛躍的に向上し、瞳の黒目部分を自然に拡大・強調する処理が実用化されました。

その代表格が、フリューが2007年にリリースした『美人(びじん)プレミアム』や、2008年の『美顔ラボ』シリーズです。それまでの「強いライティングで肌のアラを飛ばす」物理的アプローチから、「デジタル処理でパーツそのものを拡張する」フェーズへと移行し、いわゆる「別人級に盛れる」体験が確立されました。

撮影ブース内の進化と並行して、2000年代プリクラ落書き機能の高度化も熱狂を後押ししました。感圧式タッチペンによる滑らかな筆圧感知、ネオンペン、ヒョウ柄やハイビスカスなどのギャル系スタンプ、さらには「ウチらズッ友」「愛羅武勇」といった定番フレーズのワンタッチ入力など、限られた制限時間(カウントダウン)の中でいかに画面を埋め尽くすかが腕の見せ所となっていました。

また、当時の女子高生たちが生み出した平成ギャルプリクラポーズも流行を牽引しました。小顔効果を狙った「虫歯ポーズ」や、指先を前に突き出す「エッグポーズ」、両手でハートを作る「ギャルハート」など、カメラ画角の広角化に合わせて多彩なポージングが編み出されていきました。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。