北の大地を揺らす豪砲の真実 フランミル レイエスが日本野球で魅せる規格外の破壊力と熱狂
彼が真に恐れられているのは、ランナーを置いた場面での勝負強さだ。プレッシャーがかかる局面になればなるほど、その打撃は研ぎ澄まされる。相手ベンチが敬遠気味の配球を選べばじっくりと四球を選び、甘い球が来れば一振りで試合を決定づける長打を放つ。
ゲーム終盤の逆転劇やサヨナラ劇の多くに、彼のバットが絡んでいることは偶然ではない。勝負どころでの打席で見せる静かな凄みと、一瞬で状況を変えてしまう決定力こそが、ファンが彼の打席に狂喜乱舞する理由である。