なぜ血液検査は痛いのか?痛みを和らげる裏技と注意すべき症状

なぜ血液検査は痛いのか?痛みを和らげる裏技と注意すべき症状に関する詳細情報を分かりやすくまとめました。詳細な解説をご確認ください。

採血に使用される器具の規格や穿刺される部位によって、生じる刺激の性質や痛みの度合いは大きく異なります。臨床現場で使用される主な針のサイズと代表的な採血部位の特徴を整理しました。

項目・分類詳細・規格データ一般的な基準・臨床現場での扱い編集部の見解・痛みの評価21G〜22G 直針外径約0.7〜0.8mm
緑色または黒色のハブ健康診断や成人採血における標準規格。
短時間で規定量の採取が可能。穿刺時のチクッとした刺激は明瞭だが、スムーズに入れば短時間で終了するため総ストレスは低い。23G 翼状針外径約0.6mm
水色のハブ・柔軟なチューブ付き細い血管、小児・高齢者、手背などの穿刺時に多用される細径針。皮膚貫通時の痛みは極めて少ない。ただし血流速度が遅くなるため吸引時の鈍痛を感じる場合がある。正中皮静脈(肘中央)肘窩(肘の内側)中央を走る太い主幹静脈採血における第一選択部位。
太く固定されており視認性が高い。痛覚受容体の密度が比較的低く、周囲に主要神経幹が深層にあるため最も痛みが少なく安全性が高い。橈側/尺側皮静脈肘の親指側(橈側)および小指側(尺側)の血管正中皮静脈が見当たらない場合の第二・第三選択肢。皮神経(前腕外側・内側皮神経)が近接して走るため、中央に比べて痛みを感じやすく注意を要する。手背静脈(手の甲)手の甲の皮膚直下を通る静脈網腕全体で血管確保が極めて困難な場合の代替部位。皮膚が薄く骨や腱に近いため神経末梢が多く、肘の内側と比較して痛みを感じやすい部位。
木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。