ししゃも唐揚げの油はね&爆発を防ぐ!カリカリに揚げる極意と絶品レシピ
ししゃもの唐揚げを作るために、わざわざ揚げ物専用鍋にたっぷりの油を注ぐ必要はありません。家庭のキッチンでは、底の広いフライパンを用いた「揚げ焼き」が最も安全で、かつ仕上がりのクオリティも高くなります。
フライパン調理における最大の利点は、油の深さが浅いため油面と食材の距離が近く、温度管理が容易な点にあります。油の量はフライパンの底から約5ミリから1センチ程度(ししゃもの厚みの半分が浸かる深さ)で十分です。油の廃棄処理もペーパーで拭き取れるレベルで済むため、平日の晩酌や夕食作りでも心理的ハードルが一気に下がります。
カリカリの食感に仕上げるための最大のコツは「投入直後の我慢」にあります。170℃程度に温めた油にししゃもを並べ入れたら、最初の1分30秒から2分間は菜箸で絶対に触れてはいけません。衣の表面が油の熱で固まる前に突いてしまうと、被膜が破れて内部の水分が油中に流出し、衣がベチャつくだけでなく油はねの直接的な引き金になります。
下面がきつね色に色づき、衣が完全に固まったことを確認してから裏返し、もう片面を1分から1分半ほど揚げます。そして仕上げの30秒間、火力を少し強めて油の温度を180℃近くまで引き上げることで、衣内部に残った余分な油が外へ押し出され、冷めても持続する驚異的なクリスピー感が生まれます。