現場の「入れない」が招く記録遅延の連鎖——2026年最新版カイポケ訪問記録のログイン障害と介護Dxの処方箋
医療・介護データの機密性向上に伴い、2026年現在は多要素認証(MFA)や生体認証(Face ID・指紋認証)の導入が標準化された。個人情報の塊である介護記録を守る上では不可欠な盾だが、これが現場でのアクセス難度を押し上げる側面も持つ。
特に訪問看護ステーションなどで共有端末を使用している場合、前の担当者の認証情報が残ったままログアウトされず、アカウントの切り替えに失敗するトラブルが目立つ。また、マスクやフェイスシールドを装着した状態での顔認証失敗が重なり、アカウントがロックされるケースも現場あるあるだ。端末ごとに生体認証の代替パスコードを事業所ルールとしてどう管理するか、運用設計の甘さがログイン障壁を招いている。