襲来とは?来襲や侵略との違いからエヴァの元ネタまで徹底解説

襲来とは?来襲や侵略との違いからエヴァの元ネタまで徹底解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

「襲来(しゅうらい)」の辞書的な意味は、「敵や好ましくない厄災などが、不意に攻め寄せてくること」です。単に誰かがこちらへ移動してくるのではなく、受け手側にとって脅威となる存在が、突発的かつ圧倒的な勢いで押し寄せてくる動態を表します。

この言葉の持つ独特の重圧感を理解するには、漢字それぞれの成り立ちに立ち返る必要があります。「襲」という字は、「衣(ころも)」に「龍(りゅう)」の原字である「龖(とう)」を組み合わせた会意兼形声文字です。もともとは「死者に死装束を重ねて着せる」ことや「衣服を重ね着する」という意味を持ち、そこから「上から覆いかぶさる」「前例を受け継ぐ(世襲・踏襲)」という意味へと派生しました。さらに、上から覆いかぶさるように「不意に相手を討つ(夜襲・襲撃)」という軍事的な意味を帯びるに至った経緯があります。

一方の「来」は、麦の穂が垂れる象形から「天からもたらされるもの」「やって来る」ことを示します。これらが結合した「襲来」は、「上から覆い被さるような脅威や厄災が、こちらの生活圏へ一方的に押し寄せてくる」という、強い外圧と被害側の受動的な緊迫感を象徴する語彙として定着しました。

なお、「襲来」の対義語としては、攻め寄せる敵を迎え撃つ行為を指す「迎撃(げいげき)」「撃退(げきたい)」や、脅威から守り抜く「防衛(ぼうえい)」が挙げられます。また、脅威そのものが立ち去る状態を指す対義語には「撤退(てったい)」「退去(たいきょ)」、事態が収束した状況を表す言葉としては「平穏(へいおん)」が該当します。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。