行くの尊敬語で参るは誤用?恥をかかない正しい使い分けとビジネス例文
敬語の使い分けで最も大切な原則は、「その動作を行っている主語は誰か」を瞬時に見極めることです。相手(取引先や上司など敬うべき対象)の動作を高める場合は「尊敬語」、自分や自社側の動作をへりくだって相手を立てる場合は「謙譲語」、単に言葉遣いを丁寧にする場合は「丁寧語」を用います。
以下の表は、ビジネスの現場で頻出する「行く」の敬語表現を分類・整理した一覧データです。それぞれの敬意レベルやニュアンスの違いを比較把握しておきましょう。
このように、「行く」という一つの動詞であっても、主体が誰であるかによって選ぶべき言葉は完全に分かれます。相手の行動に対して謙譲語である「参る」を使ってしまうと、相手を一段下げてしまう形になり、重大なマナー違反となるわけです。