初代女性ライダー加藤夏希が語る龍騎ファム変身ポーズと最新秘話
石ノ森章太郎が創出した『仮面ライダー』の根底には、常に人間性の葛藤と孤高の戦いというテーマが流れている。東映株式会社とテレビ朝日が推し進めた平成・令和のライダー改革において、加藤夏希演じるファムが残した功績は極めて大きい。
ファムの成功は、その後の『仮面ライダーシリーズ』における女性ライダーの登場を決定づけたパイオニアとなった。今でこそ女性がライダーに変身し、物語のメインストリームで活躍することは珍しくなくなったが、そのすべての原点がここにある。変身体としての美しさと、一人の人間としての弱さや情熱を泥臭く描き切った表現手法は、特撮ヒーロー界のダイバーシティ開拓における金字塔として、今なお制作者たちに大きな影響を与えている。