トリプルボギーの決定打と脱出ルート|100切りを阻む大叩きの原因と防止策
多くのプレーヤーが抱える「なぜ1回の大叩きから立ち直れず、連続してトリプルボギーを打ってしまうのか」という疑問。取材現場でプロコーチやクラブフィッターが口を揃えるのは、トリプルボギーを叩く原因はスイング技術の未熟さではなく、判断ミスによる「ミスの掛け算」にあるという事実です。
スコアを致命的に壊す3大要因を具体的に紐解いていきます。
1. OBペナルティルールとティーショットの欲
ティーショットが白杭を越えた場合、OBペナルティルールに基づき1打罰が科され、打ち直し(3打目)となります。日本の多くのゴルフ場では進行を早めるための「前進4打(プレーイング4)」が採用されていますが、特設ティーから打つ時点で既に4打目です。
ここからグリーンに乗せられず、アプローチと2パットを費やせば、それだけで「7打(ミドルホールならトリプルボギー)」が確定します。ドライバーで少しでも遠くへ飛ばそうとする欲が、最初のボタンの掛け違いを生んでいます。
2. バンカーショット脱出法を誤る「アゴの罠」とホームラン
パー4の3打目をグリーン脇のガードバンカーに入れた際、無理にピンそばへ寄せようとしてエクスプロージョンショットに失敗し、1回で脱出できないケースが後を絶ちません。砂を噛みすぎて同じバンカーに戻る、あるいは怖がってトップし反対側のOBゾーンへ打ち込む「ホームラン」を打つことで、一瞬にして+3打が積み上がります。
3. グリーン上の3パット・4パット
苦労して4打目でグリーンに乗せても、ファーストパットの距離感が合わずに大オーバーし、返しを外しての3パット、最悪の場合は4パットを叩くパターンです。ショットのミスにパッティングのミスが合流することで、スコアカードに「7」や「8」の数字が刻まれます。