熊本銘菓「お菓子の香梅」陣太鼓と武者返しの知られざる極秘開発秘話
「誉の陣太鼓」と双璧をなす人気を誇るのが「武者返し」だ。その名は、名将・加藤清正が築いた熊本城の緩やかなカーブを描く美しくも峻険な石垣に由来している。敵を寄せ付けない反り立つ石垣の美意識を、和洋折衷のお菓子で見事に表現した。
手包みにこだわり、100層以上にも折り重ねられたバター風味豊かなパイ生地。その中に包まれているのは、紫無地皮を丁寧に取り除いて作られた極上のこし餡だ。一口頬張ると、香ばしいパイの風味と、なめらかで上品な餡の甘みが口いっぱいに広がる。和菓子の繊細さと洋菓子のコクが融合した一品は、往時の歴史ロマンを感じさせる逸品として長年支持され続けている。