青森の真夏の熱狂を年中抱く「ねぶたの家 ワ・ラッセ」——2026年、進化する伝統と臨場感の最前線をゆく

青森の真夏の熱狂を年中抱く「ねぶたの家 ワ・ラッセ」——2026年、進化する伝統と臨場感の最前線をゆくの総合ガイドを解説します。最新トレンドが満載です。

静かに作品を眺めるだけの静的な美術館をイメージして訪れると、見事に裏切られることになる。「ラッセーラ、ラッセーラ!」という威勢の良い掛け声とともに、大太鼓と手振り鉦(がね)の生演奏が館内に響き渡る時間がやってくるからだ。

毎日開催される体験イベントでは、来館者自身がハネトとなってステップを踏み、太鼓を叩くことができる。国籍も年齢も関係ない。身体の奥底から込み上げるリズムに身を任せると、初対面の旅行者同士が自然と顔を見合わせて笑い合う。五感全体で祭りのエネルギーを解き放つ体験。それこそが、旅人の心を惹きつけて離さない最大の理由だ。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。