オストメイトを公表し活躍する有名人たちの葛藤と新たな挑戦
映像コンテンツの多様化も、この変化を力強く後押ししている。Netflixをはじめとするグローバル動画配信プラットフォームでは、身体的マイノリティや難病と共に暮らす人々のリアリティを描いたドキュメンタリーやドラマが数多く制作されるようになった。装具をつけたありのままの身体を美しく見せるインフルエンサーやモデルの姿が世界中でシェアされ、若い世代を中心に偏見を払拭する価値観が定着しつつある。
エンターテインメントの最前線で活動するアーティストたちが「ストーマは命を繋いでくれた誇りある証」と語る場面は、かつて否定的に捉えられがちだった人工肛門のイメージを転換させた。障害や病気を隠すべき欠点ではなく、個性のひとつとして捉え直す文化的ムーブメントが確実に広がっている。