口噛み酒の正体とは?味やアルコール度数・酒税法の違法性を徹底解説
「米を噛んで吐き出した液体」と聞くと衛生的な抵抗感を覚える人が大半ですが、実際に完成した口噛み酒はどのような味がするのでしょうか。大学の研究機関や民俗学者、あるいは海外の民族調査で現地醸造の口噛み酒(南米の「チチャ」や台湾原住民族の伝統酒など)を試飲した専門家のテイスティング記録によると、その風味は現代の一般的な清酒とは全く異なります。
実飲した醸造学者らのレビューによると、その味わいは「やや酸味の強いどぶろく」や「微炭酸を帯びた甘酸っぱいヨーグルト風味の乳酸菌飲料」に近いと表現されます。野生酵母とともに乳酸菌などの雑菌も混入して自然増殖するため、さわやかな酸味が前面に出るのが特徴です。噛んだ米の粒感が残り、とろみのあるにごり酒のような舌触りになります。