【症例画像で比較】爪でわかる危険な病気のサイン5選!受診目安は?

【症例画像で比較】爪でわかる危険な病気のサイン5選!受診目安は?について押さえておきたい 注意点を分かりやすく解説いたします。

Q1:足の親指の爪が黄色く濁り分厚くなってきました。市販の水虫薬で治せますか?
A1:市販の外用水虫薬では治癒が極めて困難です。爪白癬の病原菌は爪の硬い角質深部に生息しているため、一般的な市販薬の成分は奥まで浸透しません。皮膚科で爪の組織を一部採取し、顕微鏡で白癬菌の有無を確認した上で、爪専用の浸透性の高い処方外用液、あるいは肝機能検査を行いながら内服抗真菌薬(イトラコナゾールやホスラブコナゾール等)を服用する根治療法が必要です。

Q2:爪に小さな「白い斑点」ができました。何か重大な内臓の病気でしょうか?
A2:大半の場合は無害な「点状爪白斑(俗に言う『星』)」です。爪が作られる爪母の段階で、わずかな外傷や衝撃によって空気が混入した結果生じる現象であり、病気の兆候ではありません。爪の成長とともに先端へと移動し、自然に消失します。ただし、爪全体が真っ白に濁る場合(爪甲白斑)は、肝硬変やネフローゼ症候群による低アルブミン血症が隠れている可能性があるため鑑別が必要です。

Q3:爪の異常を感じた場合、何科の病院を受診すべきですか?
A3:第一選択は皮膚科です。爪は皮膚の付属器官であるため、皮膚科専門医が診断のエキスパートとなります。特にダーモスコピー検査設備を持つ皮膚科クリニックが最適です。なお、爪が肉に食い込んで激しい痛みを伴う巻き爪や陥入爪の外科的処置、爪の下にできた良性腫瘍(グロムス腫瘍など)の手術が必要な局面では、形成外科が適任となります。スプーン爪やバチ状爪など全身疾患が明白に疑われる場合は、内科への紹介状を作成してもらうのが確実です。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。