青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の見どころと歴史を徹底取材

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の見どころと歴史を徹底取材の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

青函連絡船の記念館船としては、青森の「八甲田丸」と函館の「摩周丸(函館市青函連絡船記念館 摩周丸)」が有名です。同一の「津軽丸型」連絡船として建造された姉妹船ですが、展示内容や見学できるエリアの構成には明確な違いが存在します。

両船の最大の違いは、「車両甲板および実物鉄道車両の保存状態」にあります。摩周丸が客室エリアや操舵室、航路の歴史展示に主眼を置いているのに対し、八甲田丸は車両甲板に実車がレールごと現存し、エンジンルームの深部まで潜入できる構造となっています。

比較項目八甲田丸(青森港)摩周丸(函館港)編集部の見解・評価船体シンボルカラーイエロー(黄色)ブルー(青色)津軽海峡を挟んで対照的なカラーリングで保存。車両甲板・実車展示あり(キハ82・郵便車など現存)なし(一部公開・車両なし)鉄道ファンやメカ好きには八甲田丸の車両甲板が決定打。エンジンルーム公開全面公開(地下最深部まで進入可)非公開(機関室通路のみ)巨大ディーゼル機関の迫力を肌で感じるなら八甲田丸。ジオラマ展示青函ワールド(等身大人形・昭和の街)精密船舶模型・航海資料中心当時の青森駅の暮らしや風俗を直感的に学べる。標準見学所要時間約60分〜90分約45分〜60分八甲田丸は縦移動が多く見学ボリュームが非常に大きい。

産業機械や鉄道遺産としてのディープな構造を体感したい場合は、八甲田丸の探検ルートが群を抜いて刺激的です。一方、函館の摩周丸はデッキからの函館港の眺望や航海器具の解説展示に優れており、両館を巡ることで青函連絡船の全体像が完璧に完成します。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。