東北大作戦の真相|立ち上げ理由と震災15年を迎えた現在の姿を追う
東北ライブハウス大作戦が掲げた最大のミッションは、沿岸部の3つの被災地域に拠点を建設することでした。幾多の困難を乗り越えて誕生した3つのハブは、現在も現場の熱気を受け止める聖地として機能しています。
岩手県宮古市に誕生した宮古KLUB COUNTER ACTIONは、札幌の名門ライブハウスのスピリットを継承し、2012年8月にオープンを果たしました。三陸沿岸のロックキッズが集う拠点となり、数多くの伝説的なステージを生み出しています。
宮城県石巻市に構える石巻BLUE RESISTANCEは、国内外の著名アーティストがこぞって訪れる空間です。被災した街のど真ん中に強靭な防音設備と本格的な音響システムを備えたハコが生まれたことは、当時の音楽シーンに大きな衝撃を与えました。
そして岩手県大船渡市に設立された大船渡KESEN ROCK FREAKS。地元有志が育ててきた「ケセンロックフェスティバル」の情熱を受け継ぎ、震災復興のシンボルとして愛され続けています。区画整理や復興事業に伴う移転を経て、商業施設「キャッセン大船渡」エリアで確固たる存在感を放っています。