猛烈な痒みの正体は?ダニとノミの刺された跡を見分ける決定的証拠
痒みの発生場所は、犯人を特定するもっとも雄弁な手がかりとなる。NHK健康チャンネルなどでも頻繁に注意喚起されている通り、害虫の身体能力と生息エリアの違いが、刺される部位をきれいに二分しているからだ。
ノミ被害の約8割は、ひざ下から足首、足の甲に集中する。体長わずか2〜3ミリのノミだが、驚異的な跳躍力で地上から30センチほど跳ね上がり、歩行中の人間の足元へダイレクトに飛びついて吸血する。屋外の草むらや庭先、ペットの通り道などを歩いた後に足元ばかりが集中攻撃を受けているなら、まずノミを疑うべきだ。
一方、ダニは跳ぶことができない。繊維の隙間を這い回り、皮膚の柔らかい部位を執拗に狙う。脇の下、胸元、下腹部、太ももの内側、二の腕の内側など、普段衣服や下着で覆われている隠れたエリアが赤くなっているなら、犯人は布団やソファに潜むダニである可能性が極めて高い。