ベランダで爆収穫!プロが教える鷹の爪栽培テクニックと病害虫対策
収穫量を1鉢あたり数十本レベルから100本以上へと引き上げる魔法の工程、それが「摘心(てきしん)」だ。一番最初に咲く花(一番花)がついたタイミングで、その直下の勢いのある側枝(わきめ)を2〜3本残し、それ以外の下の葉や芽をすべて摘み取る。これにより株全体が「3本立て」の樹形となり、日光がまんべんなく当たり、枝分かれが促されて実の数が爆発的に増加する。
農林水産省の発信する最新の施肥ガイドラインや、JA(全国農業協同組合連合会)が推奨する営農指導の知見においても、トウガラシ類の栽培では「開花期以降の継続的な追肥」が収量を左右する最重要因子とされている。一番果がつき始めたら、2週間に1回のペースで液肥を与えるか、月1回の化成肥料を株元から少し離れた場所に施す。窒素分が多すぎると葉ばかりが茂り実がつかなくなるため、リン酸とカリウムがバランスよく配合された肥料を選ぶのがプロのテクニックだ。