福岡・宗像の海で突如消えた日常。牙をむく離岸流の恐怖と、私たちが2026年の夏に学ぶべき教訓
万が一、自分が海で流されてしまったらどうすべきか。専門家が口を揃えて推奨するのが「浮いて待て(背浮き)」という対処法だ。パニックになって暴れれば暴れるほど、体力を消耗し、肺に入った水で溺れてしまう。
力を抜き、空を見上げるようにして耳まで水に浸かる。ペットボトルやクーラーボックスなど、浮力になるものを胸に抱え込むだけでも生存率は飛躍的に向上する。今回の事故でも、冷静に浮き続けた生存者がいたことが、早期救助の決定打となった。