氷川きよしが「お姉」と呼ばれる真相|家族構成とKiina激変の全貌

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2000年に『箱根八里の半次郎』で鮮烈なデビューを飾り、日本レコード大賞をはじめとする数々の栄冠を手にした氷川きよし。長年、中高年層を中心とするファンが求める「爽やかな好青年」「男らしい演歌歌手」というパブリックイメージを完璧に演じ続けてきました。

しかし、その華やかな成功の裏で、本人の心の内には深い孤独と自己乖離が存在していました。過去の手記や特番インタビューにおいて、当時の苦悩が生々しい言葉で明かされています。

「小さい頃からナヨナヨしているとからかわれ、男らしく生きなきゃと自分を押し殺してきた。20代、30代と『演歌界の貴公子』という看板を背負い続ける中で、本当の自分と求められる像のギャップに心が悲鳴を上げていた」

転機となったのは、2017年にリリースされたアニメ『ドラゴンボール超』のオープニング主題歌『限界突破×サバイバー』です。黒のレザー風ボディスーツに身を包み、アイラインを引いた妖艶なビジュアルで激しいロックをシャウトする姿は、これまでの演歌歌手像を完全に打ち破りました。このパフォーマンスが起爆剤となり、デビュー20周年を迎えた2019年以降、愛称である「Kiina(キイナ)」を前面に出し、ジェンダーにとらわれない本来の姿を解き放つ決意を固めました。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。