ゴールドシップの変顔はなぜ愛される?奇行の真相と名馬の素顔
ゴールドシップの才能を極限まで引き出したのが、主戦を務めた内田博幸騎手だ。剛腕で知られる内田騎手とゴールドシップの攻防は、まさに命がけの真剣勝負だった。
皐月賞での豪快なワープ走法や、荒れた馬場をものともせず突き進む姿。レース中、内田騎手の鞭に応えるゴールドシップの顔には、凄まじい闘志が宿っていた。歯を剥き出しにし、眼光を鋭く光らせてゴールを駆け抜ける表情は、まさに王者そのもの。内田騎手が「馬の機嫌を取りながら、いかに走る気にさせるか」を追求し続けたからこそ、あの荒々しくも美しい表情がターフの上で輝いたのである。