外くるぶしの痛みが治らない?腓骨筋腱炎の重症化を防ぐ治療法

外くるぶしの痛みが治らない?腓骨筋腱炎の重症化を防ぐ治療法とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。

ウェブ上の相談掲示板やSNSでは、「安静にしているのに数ヶ月経っても走れない」「少しジョギングしただけで再発した」というランナーの悲痛な叫びが溢れています。現場のスポーツ整形外科医やアスレティックトレーナーへの取材から浮き彫りになったのは、腓骨筋腱炎 治らない 理由の多くが「患部しか診ていない対症療法」に終始している実態です。

取材に応じた実業団専属トレーナーは次のように指摘します。

「外くるぶしが痛いからといって、患部にレーザーを当てたりアイシングを繰り返したりしても、根本的な負荷の原因が消えていなければ意味がありません。ランナーの場合、骨盤の後傾からくる股関節外転筋(中臀筋など)の機能低下が、結果として足部の過度な代償動作を生んでいるケースが8割を超えます」

実際に、ランニング 腓骨筋 負担 改善を試みる市民ランナーのフォーム解析を行うと、着地時に足首が外側に倒れ込む「過回外(サピネーション)」、あるいは逆に内側に倒れ込みすぎる偏平足構造を支えようと腓骨筋が過剰収縮する「過回内(プロネーション)」のどちらかに極端に偏っていることが分かります。アスファルトの傾斜やトレイルの下り坂など、足首に捻れが生じる環境下で走り続けることで、腱には自重の数倍の剪断応力がかかり続けているのです。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。