幸福の科学大学はなぜ不認可に?学位の真相とHsuの現在を徹底検証
進学を検討する学生やその保護者が最も直視すべき現実は、HSUを卒業しても学士(大卒資格)は法的に一切付与されないという点です。インターネット上では「独自の学位が出る」「大学と同等の扱いを受けられる」といった誤った認識が散見されますが、法的には無認可校であり、あくまで個人の私塾に過ぎません。
学校教育法第1条に定められた正規の大学(いわゆる1条校)ではないため、履歴書の学歴欄に「HSU卒業」と記載しても、法的な最終学歴は「高校卒業」のままです。大学改革支援・学位授与機構を通じた学士取得ルートも、認定要件を満たす教育施設として認められていないため利用できません。
この致命的な弱点を補うため、HSU側は学生に対して通信制大学(放送大学や産業能率大学など)との「ダブルスクール」を推奨してきました。つまり、昼間はHSUの講義を受けながら、夜間や空き時間を利用して他大学の通信教育課程のレポートを提出し、そちらで単位を取得して大卒資格を確保するという変則的な自衛策です。しかし、2つの学校の学費を二重に支払い、双方の課題をこなす負担は決して小さくなく、通信制大学を途中で挫折して「実質高卒」のまま社会に出るケースも報告されています。