東京国際フォーラムホールA座席の見え方完全検証!5012席の神席と盲点
ホールAの音響評価については、コンサートのジャンルや座席位置によって意見が分かれる傾向があります。建築設計上の音響特性と、実際の利用者の声を照らし合わせると、明確な傾向が浮き彫りになります。
クラシックコンサートやアコースティック主体の公演では、豊かな残響と広がりを持つホールとして高評価を得ています。しかし、大音量のドラムや重低音を多用するロック・ポップスの公演においては、「1階超後方席で低音がこもり気味に聴こえる」「2階最上段ではスピーカーからの音がやや遠く、アタック感が減衰する」という音響評判も見受けられます。特に1階40列目以降は、頭上を覆う2階席フロアの下側に位置するため、反響音の抜け方に独特の質感が生じることが音響エンジニアの間でも指摘されています。
また、「見切れ席」や「注釈付き指定席」として販売される端列(1番〜10番、85番〜94番付近)の注意点として、ステージ両脇に設置されたメインスクリーンの角度が挙げられます。極端なサイド席の場合、映像が斜めからしか見えず、舞台奥で展開される演出の一部がスピーカータワーや舞台袖の壁に隠れてしまうことがあります。ただし、アーティストが花道やステージサイドまで歩いてきてくれた際には、中央ブロックよりも格段に近い距離で目撃できるという大きな恩恵も存在します。