春の七草の覚え方決定版!五七五リズムと語呂合わせで一瞬暗記
春の七草に関して、毎年ネットやSNSで最も大きな混乱を招いているのが「ホトケノザの植物名誤認問題」と「秋の七草との混同」です。
【要注意】道端の紫色の花「ホトケノザ」は食べられない!
現代の植物図鑑で一般的に「ホトケノザ」として掲載されている紫色の花をつける野草は、シソ科のホトケノザ(別名:サンガイグサ)です。しかし、春の七草におけるホトケノザは、キク科の「コオニタビラコ(小鬼田平子)」という黄色い小花を咲かせる全く別の植物を指します。
シソ科のホトケノザは食用に適さず、誤って口にすると強い苦味や腹痛の原因となるリスクがあります。自然観察や野草摘みを行う際は、「七草の仏の座はタンポポに似たロゼット状の黄色い花(コオニタビラコ)」であることを絶対に覚えておかなければなりません。
「春の七草」は食べるもの、「秋の七草」は目で楽しむもの
検索エンジンで「七草」と調べた際、秋の七草と混ざってしまうケースが多発しています。両者の本質的な違いは以下の通りです。
- 春の七草(食用):セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ ⇒ 胃腸を労り、無病息災を祈って「食べる」草花
- 秋の七草(鑑賞用):ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、アサガオ(諸説あり/現在はキキョウ) ⇒ 万葉集で山上憶良が詠んだ、秋の風情を「目で見て愛でる」花々(毒性や苦味が強く食べられないものが多い)
「春は胃袋、秋は目」と識別しておけば、両者を取り違える心配は一切なくなります。