リウマチになりやすい性格の真相|我慢強さと免疫暴走の決定的な関係
関節リウマチの原因は単一ではなく、遺伝的背景と多様な環境因子が複雑に重なり合って発症に至ります。国内の患者数は約70万〜80万人と推計されており、決して稀な病気ではありません。
関節リウマチが女性に多い理由として、女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の免疫調節作用が深く関与しています。特に30歳〜50歳代の働き盛りや子育て期、さらには閉経期など、ホルモンバランスが大きく揺らぐ時期に好発します。妊娠中に症状が一時的に和らぎ、出産後に急激に悪化するケースが多いのもホルモン動態の劇的な変化によるものです。
さらに見逃せないのが、後天的な生活習慣や環境リスクです。特に喫煙は、関節リウマチの強力なリスク因子であり、発症リスクを非喫煙者の2〜3倍に跳ね上げることが疫学調査で判明しています。また、歯周病菌(Porphyromonas gingivalis)が持つ酵素(PAD)が体内タンパク質のシトルリン化を促進し、病的な自己抗体(抗CCP抗体)の産生を誘導することも確定的な事実として知られています。