聖地オールドコースの奇跡!日本勢の死闘と女王戴冠の真実を追う
混戦の頂点に立ったのは、ニュージーランドのリディア・コだった。パリ五輪での金メダル獲得から間もない大舞台で、彼女が見せたゴルフは円熟味の極致と言っていい。
全米女子プロゴルフ協会(LPGAツアーでも数々の金字塔を打ち立ててきた元天才少女は、風が荒れ狂うバックナインで驚異的な集中力を発揮した。18番ホールのバーディパットを沈めた瞬間、張り詰めていた表情が崩れ、大粒の涙が頬を伝う。海外メジャートーナメント通算3勝目。幾度ものスランプと葛藤を乗り越えた者だけが放つ、本物の輝きがそこにあった。