ヤスデとムカデの違いとは?毒性や見分け方・危険なNg行動を徹底解説
室内にヤスデやムカデが出現するということは、家の周囲が彼らにとって快適な繁殖環境になっており、侵入経路が存在している証拠です。対症療法ではなく、根本的な侵入防止ラインを構築する必要があります。
プロの害虫駆除業者が実践する基本対策は、「生息場所の撤去」「物理的遮断」「薬剤バリア」の3段階です。
まず庭やベランダ周りの清掃です。ヤスデやムカデは湿気と暗がりを好むため、敷地内の落ち葉の堆積、放置された植木鉢の下、腐った木材、雑草を徹底的に撤去します。日当たりと風通しを確保するだけで生息密度は激減します。
次に家屋の隙間埋めです。彼らはわずか数ミリの隙間から侵入します。サッシの隙間モヘアの劣化チェック、エアコン導入ホースの貫通穴パテ埋め、キッチンの排水管まわりの隙間封鎖、換気扇への防虫ネット装着を徹底してください。
仕上げとして、建物の基礎周りにピレスロイド系やカーバメート系の粉末状・粒剤タイプの忌避殺虫剤を幅10〜15cm程度の帯状にぐるりと散布します。粉末に触れた害虫は神経伝達を遮断されて死滅するため、屋内への到達を水際で阻止できます。雨が降った後は効果が薄れるため、定期的な再散布が有効です。
【プロの結論】放置してよいケース・即座に駆除すべきケース
屋外の庭木の下や家庭菜園の土の中に少数いるヤスデは、土壌の有機物を分解して豊かな土を作る有益な存在です。無理に全滅させる必要はありません。一方、「家屋の基礎や壁を登っている個体」「屋内で発見されたムカデ」「大発生して群れをなすヤスデ」は生活被害や刺傷事故に直結するため、情け容赦なく薬剤等を用いて徹底駆除すべき対象となります。