吉沢亮の美しさはなぜ色褪せない?最新作の現場で迫る造形美と真価

吉沢亮の美しさはなぜ色褪せない?最新作の現場で迫る造形美と真価について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。

年齢を重ねるにつれ、むしろ輝きを増していくその美貌。なぜ吉沢亮の存在感は摩耗しないのか。その答えは、映画『国宝』の制作現場に克明に刻まれていた。吉田修一の傑作小説を李相日監督が映画化する本作で、吉沢が挑んだのは任侠の家に生まれながら歌舞伎の世界へと身を投じる主人公・喜久雄の生涯だ。

関係者によれば、撮影現場での吉沢は鬼気迫るものがあったという。数ヶ月に及ぶ過酷な日本舞踊と歌舞伎所作の特訓。未公開のスチール写真には、白塗り化粧の下から滲み出る生々しい汗と、女形としての妖艶さを極限まで研ぎ澄ませた姿が収められている。極限まで絞り込まれた肉体、指先の角度一つにまで神経を行き届かせた佇まいは、従来の「美男子」のイメージを完全に打ち砕く。造形美が鍛錬によって「芸の美」へと変貌を遂げた瞬間だった。肉体を酷使し、役と同化することでしか生まれない凄みが、彼の美しさを永遠に色褪せないものへと押し上げている。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。